photo_Tsuyoshi KITAYAMA
ヴィジョン
私たちが目指す社会や行動指針、想いをご覧いただけます。
DESIGN YOUR LIFE.
すべては人生をデザインすることだ。人生をデザインする意志を持つことから幸せははじまる。自分たちも含めてひとりの人生を幸せにしていくことは、社会が幸せになっていくことに繋がると信じている。つまり、社会をデザインすることは、一人ひとりの人生をデザインしていくことに他ならない。
ヒトのために。まちのために。文化のために。
だから、”ソーシャルスクエア”という場では一人ひとりの人生に向き合い、活力ある人生をデザインしていく。その意志が生まれるキッカケや仕組みを創っていく。そして、”ごちゃまぜ”というまちづくりでは障害の有無、国籍、年齢、性別、文化など異なる人が存在する社会を楽しむための機会を地域の人たちと創っていく。
人が変わり、場が変わり、地域が変わり、文化が変わる。
私たちソーシャルデザインワークスは、20年後の自分たちに向けて、自分たちが生きているこの街で、すべての仲間の幸せを追求すると共に諦めのない社会を創っていく。


私たちの理念
すべての仲間の幸せを追求すると共に
諦めのない社会を創る
“仲間”同士が感謝しあい、お互いの幸せを求め協力しあう風土と、多様な考え、様々な働き方を尊重しあい、応援しあう文化を醸成していく。チームとなって幸せを追求し、社会に対して発信していくことで多様性を認めあう人たちが、日本に、世界に溢れていってほしい。
社会にある様々な分野において、常識や慣習、あたりまえにとらわれ、もし、その現状に諦めていることがあるならば、私たちはそこに目を向ける。既成概念を取り払い、別の視点からその社会のあるべき姿を考える。諦めざるを得ない理由、出来ない理由を挙げるのではなく出来る方法を考える。私たちが諦めずに行動をしていくことが多くの人たちの勇気となり、それが多くの人たちの人生の豊かさになるような、諦めのない社会を創る。

創っていきたい社会

創っていきたい社会
生まれ育った街の違いが人生の格差にならない社会
私たちがこのビジョンを掲げて実現したいことは、”地域差を完全になくしフラットにする”ことではありません。むしろ、地域の”違い”は、お互いを刺激し相乗効果を生み合える可能性もあるので、良いことだと思っています。しかし、人生をもっとよくするために何かしたい!何かを模索したい!という意思も持った時に、生まれ育った街や社会資源など、たまたま自分の身の回りにある環境が原因で、”選択肢がないから無理だと諦めてしまう”という状況が少なからずあるという社会には疑問を感じずにはいられません。もし、選択肢がいくつかあったり、周りに自分とは違う選択をしている人の存在があったら、自分にも可能性があるかもしれない!と人生の別な一歩を踏み出すきっかけになるかもしれない。障害のある当事者の中にも、意思はあるのに、自分が選択できる社会資源が少ないが故に、当事者を身近で支えているご家族でさえも諦めている方々はたくさんいるのではないでしょうか?私たちのような存在があることで、少しでも”機会提供、機会創出”の意味で、ヒトの人生における選択肢の格差が減るように貢献していきたいと思っています。
地域全体が自然に障害福祉に関わり障害の有無を意識しない社会
一言で社会と言っても世の中には様々な業界や分野が存在しています。私たちの主事業である障害福祉も社会全体で言えばいろいろな要素の1つにしかすぎません。地域社会においても障害福祉は社会を構成している一つの要素であり自然に存在し自然に関われるはずです。しかし、自然ではなかったり、変に意識したりすることが現実にはあるかもしれません。特に障害福祉の世界においては、まだまだ障害者は”特別な人達”の考えが根強くあると思います。私たちは地域に根ざしながらソーシャルスクエアを運営しつつ、”ごちゃまぜまちづくり”などの取り組みで障害福祉と地域をうまくからめ、あれ?障害者もあの輪の中にいたの?と自然な驚き、発見、気づきを創り続けることに意味があると思っています。”なんだ障害者も普通だね”と、言葉はライトかもしれないですが、そう体感できる機会こそが、障害福祉も社会全体のうちの要素の1つでしかないと感じてもらえるきっかけになると考えています。そこから障害の有無を意識しない(”分けて考える”発想が少なくなっていく)社会に繋がっていくと信じています。
障害のある当事者やご家族が生きやすく引け目を一切感じない社会
私たちは海外生活経験者が少なくありません。その暮らしの中で、改めて、日本にはいつの間にか、障害のあるなしに関わらず、日本人自体が生きづらい風土ができているなと感じています。例えば、身体上の見た目や話し方に到るまで表出されていることの中で、ちょっとした違いに過敏に反応してしまう人が多い気がします。周りが気にすれば、本人自身はそれ以上に気になるようになってしまいがちです。それが分かりやすい障害ともなれば尚更で、生きにくさや引け目を感じている方々がまだまだ社会には居ると考えざるを得ません。私たちは上記に掲げた2つの社会を創っていく過程でこの状況を変えていきたいと考えています。誰もが生きやすい社会になり、誰もが引け目を感じる必要のない社会、それが当たり前の感覚になりいずれ誰も疑問を持たなくなるような社会に日本をしていきたいです。

私たちが目指すこと

私たちが目指すこと
一人でも多くの生きにくさを抱える方々の就職・復職と職場定着
私たちの主事業である、自立訓練(生活訓練)・就労移行支援・定着支援は厚生労働省が定める障害者総合支援法に基づいて行っているものです。障害者総合支援法とは、障害のある方もない方も住み慣れた地域で生活するために日常生活や社会生活の総合的な支援を目的とした法律です。つまり、その事業をやる側の使命として、就職者輩出・職場定着は求められて当然のことで、その実績を作るための努力をしなければなりません。また、”障害者が働くこと”に対する社会資源が少ない・実績が少ない地域は、まだまだ当事者やご家族も含め”障害者は弱者”の考えままであることが多いと感じています。言い換えれば、チャレンジャーがいて実績が伴えば、地域も変わることができると断言できます。現在、ソーシャルスクエアでは利用待機の方もいらっしゃいますが、障害のある当事者、親御さんなどが、働くという可能性を諦めない人が増えてきたのではないかとも感じています。私たちが今後も実績を作り続ければ、働くを諦めかけていた方やそもそも人生の選択肢に”働く”が全く無かった方に勇気や自信を与えることができます。そういった意味で、私たちの役割、存在意義は非常に大きいと考えて活動しています。
地域社会の障害への理解と多様なごちゃまぜの世界観
障害福祉という分野は地域社会にとっても社会全体にとっても、まだまだ心理的なハードルが高いものであると感じている中で、『ごくごく自然のコミュニティ』で互いを知る場があることが非常に重要であると考えています。その自然というのは障害の有無、国籍、年齢、性別も一切関係ない、”ごちゃまぜ”の世界観で創っていけると考えています。例えば、『障害者のためのスポーツ教室』のようなイベントがあるとします。文字から受ける印象はどうでしょうか?何となくやることも参加する人も限定的な印象になりませんか?それでは、『みんなで楽しむスポーツ教室』だったらどうでしょう?そこに加えて、どんなヒトでも参加OKの”ごちゃまぜ”の説明をしてあげれば、スポーツをキーワードに、カラダを動かしたい!と思っている人たちが、ごちゃまぜで参加してくれるのではないでしょうか。ちょっとしたことですが、これも自然なコミュニティを作り出す上でとても大事な演出であると思っています。キーワードに興味がある人たちが集まってくれるので、学校の授業とは違い”受け身”よりも”自発的”にそのコミュニティに属しようとするはずです。そのコミュニティの中で、実際に障害のある人と触れたり、話したりすると『あれ意外と普通だった』とたくさんの気づきがあるんじゃないかと思います。また、我が子が障害のある人と接する姿を見ることで、親である大人が間接的に学ばされることだってあります。私たちは、多様なごちゃまぜの世界観を創っていくことが、地域社会に対する障害への自然な理解を促すことに直結していると信じて活動しています。
幼少期の障害体験教育による価値観形成と20年後の社会観変化
社会観や文化形成を考えると、歴史的背景や法律や規則など様々な要因と共にその時々に生きた人たちによって培われ具体化されているため、これまでとは違う価値観を社会に訴えかけるには数十年単位の積み重ねが必要だと考えています。私たちがこの積み重ねをしていく中で、これから大人になる子どもたちが非常に大事なキーパーソンになりうると思っています。文献等でも言われていることですが、その人の人生の価値観を決める非常に重要な時期が幼少期にあります。幼少期にどんな教育(環境)に身を置いているのか、もっと大きく言えばどんな社会(地域)が周りにあるのかによって、その後の自己形成や人格形成に大きく影響があると考えています。では、子どもがまず最初に出会う”社会”は何でしょうか?それは、家族です。家族の影響は大きいと思っています。一つの仮説として、学校での教育よりも”どんな家庭環境で育って来たのか、どんな社会(地域)を見てきたのか”が重要ではないかと考えています。その人の価値観形成が家庭環境でほぼ全て左右されてしまうというわけではなく、途中から環境を変えるという選択もできる。私たちは社会(地域)の中に”ごちゃまぜ”という環境を創ることで、その環境を社会の中の一つの選択肢として、たくさんの子どもたちやご家族、障害のある当事者やそのご家族に関わってもらい、家族丸ごとの気づきの場・学びの場を提供したいと考えています。子どもの成長とともに、社会を見る目やその解釈に寄与するだけでなく、その子どもの成長を支える家族が社会を見る目(社会に期待する想い)に良い影響を及ぼすはずだと確信して活動を続けています。
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POLICY
行動指針
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Surpriseサプライズ
みんなを喜ばせよう!
楽しませよう!感謝しよう!
自分も楽しもう! -
Talk Future未来を語る
今も大事だけど、それがすべてじゃない、
未来にも想いをはせよう!
未来を語ろう! -
Ownershipオーナーシップ
日々鍛錬し、
熱い情熱と強い意志を持ち続けよう!
傍観ではなく、自ら動こう! -
Win by Teamチームで勝つ
チームの中の自分の役割を考えよう!
困った時は助けを求めよう!
仲間に感謝し、チームで勝つ! -
Innovation創意工夫
出来ない理由を挙げるのではなく
出来る方法を考えよう!
自由な発想で、まず、やってみる! -
Sincerity人として正しく生きる
礼儀を重んじ謙虚な姿勢を。
間違いは潔く謝り、
真実を真摯に受け止める! -
Proudかっこよく生きる
あなたの大切な人が
あなたを誇りに思えるような
人生を過ごそう!

ビジョン実現への戦略


未来への活動

障害福祉サービスの自立訓練(生活訓練)、就労移行支援、定着支援などを提供する事業所SOCIALSQUARE®(ソーシャルスクエア)を全国で運営しています。障害のある方、生きにくさを抱えた方の「自立した生活がしたい」「働きたい」を応援し、社会との接点になる場です。

障害の有無、国籍、年齢、性別、文化など異なる人が存在する社会を楽しむための機会を「ごちゃまぜ®まちづくり」と題し、みんなで楽しめる企画を地域の中で運営しています。その地域にとって大事なことをその地域の人たちと共創しています。

社会に対する想いや活動内容を発信するWebマガジンとフリーペーパー「GOCHAMAZE times」を発行しています。今まで障害福祉に興味関心がなかった人など地域全体が自然に障害福祉に関わり、障害の有無を意識しない文化を醸成できるような広報媒体を製作しています。