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「社会環境」への疑問

障害者=社会的弱者?という意識を強く感じた体験が、前職を創業した2005年の仙台でありました。 同じ人間なのに、自分の人生を自分で決められない、周りの福祉職員がすべてを決めてしまうことが当たり前の障害福祉の世界を垣間み、 驚愕した記憶があります。障がいのある子どもを産んだ母親が「ごめんなさい。こんなお母さんを許してね」とか、 障がいのある子どもを持つ父親が「この子は何もできないんだから家に居た方がいいんだ」とか、親御さん全員ではないにしろ、 似たような言葉を耳にする機会がまだまだあります。私は、障がいのある子どもを持つ親御さんが、こうした意識を持ってしまう 「社会環境」の方へ疑問を抱いています。その子は悪くないし、親ももちろん悪くない。障がいのある人間の未来に希望を持てない、 諦めの気持ちが先行してしまう今の「社会観」が問題だと考えています。

分離教育時代の弊害を乗り越えるために

正直、障害者って怖いよね?という方が、一般的には多いかもしれません。障がいの有無によって教育制度が分けられていた「分離教育時代」の弊害が、そこには表れています。Ω 幼少期の価値観形成過程では健常者と障害者が分離されていたのに、いざ「働く」という段階になると、 いきなり障がいの有無にかかわらず同じ枠組みのなかで共生していかなければならない。それが現在の日本です。 分離されていたから知らない、分からないのは当然です。分からないことは怖いし、恐れを感じてしまうのも当然。 これは、人間の本能として当たり前の感覚だと思います。でも、分からないままで本当に良いのでしょうか? 障害福祉のことを障害福祉の方々のみでやっていくだけでは、本当の意味でのダイバーシティ、 多様性のある社会を創っていくことは難しいのではないかと感じています。だから、私は障害福祉のことを、 障害福祉のことだと捉えない方々をたくさん巻き込んで社会を変えていきたい。

実現したいのは、ごちゃまぜの世界観

地元いわきから、地域全体が自然に障害福祉に関わってしまうような、自然に障がいの有無を意識しなくなるような、 障がいのある当事者やご家族が生きやすくなる、あるいは、引け目を一切感じなくなる社会。 そんな社会を「ごちゃまぜの世界観」としてしっかりとカタチづくり、全国に発信・伝播していきたい。達成したいことは、 たった1人でできるものではありません。いろんな方々に頼って、協力してもらって、少しずつ地道に成し得ていくこと。 一朝一夕には実現できないことだからこそ挑戦し甲斐があると思っています。 これからも、私たちソーシャルデザインワークスを何卒、よろしくお願い申し上げます。

代表理事|北山 剛 プロフィール

1979年福島県いわき市生まれ。東北大学工学部卒業、同大学院情報科学研究科修了。2005年12月、障害福祉事業を柱とする株式会社LITALICO(2017年3月、障害福祉事業会社では初となる東証一部に上場)の創業メンバーとして26歳で参画。約10年間にわたり、社会的課題をビジネススキームで解決していくソーシャルビジネスが成り立つことを実績で示す。2015年3月、同社から独立。地元福島県いわき市で障害福祉事業を起業。2017年1月、地域から後押しされる形で特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークス設立、代表理事に就任。「すべての仲間の幸せを追求すると共に、諦めのない社会を創る」というビジョンを掲げ、障害のある方や生きにくさを抱える方々に向けた自立訓練・就労支援サービス事業を軸に多様なごちゃまぜの世界観を地域の方々と共創し、全国の地方都市展開を目指している。

代表メッセージ

  • 「社会環境」への疑問 障害者=社会的弱者?という意識を強く感じた体験が、前職を創業した2005年の仙台でありました。 同じ人間なのに、自分の人生を自分で決められない、周りの福祉職員がすべてを決めてしまうことが当たり前の障害福祉の世界を垣間み、 驚愕した記憶があります。障がいのある子どもを産んだ母親が「ごめんなさい。こんなお母さんを許してね」とか、 障がいのある子どもを持つ父親が「この子は何もできないんだから家に居た方がいいんだ」とか、親御さん全員ではないにしろ、 似たような言葉を耳にする機会がまだまだあります。私は、障がいのある子どもを持つ親御さんが、こうした意識を持ってしまう 「社会環境」の方へ疑問を抱いています。その子は悪くないし、親ももちろん悪くない。障がいのある人間の未来に希望を持てない、 諦めの気持ちが先行してしまう今の「社会観」が問題だと考えています。
  • 分離教育時代の弊害を乗り越えるために正直、障害者って怖いよね?という方が、一般的には多いかもしれません。障がいの有無によって教育制度が分けられていた「分離教育時代」の弊害が、そこには表れています。 幼少期の価値観形成過程では健常者と障害者が分離されていたのに、いざ「働く」という段階になると、 いきなり障がいの有無にかかわらず同じ枠組みのなかで共生していかなければならない。それが現在の日本です。 分離されていたから知らない、分からないのは当然です。分からないことは怖いし、恐れを感じてしまうのも当然。 これは、人間の本能として当たり前の感覚だと思います。でも、分からないままで本当に良いのでしょうか? 障害福祉のことを障害福祉の方々のみでやっていくだけでは、本当の意味でのダイバーシティ、 多様性のある社会を創っていくことは難しいのではないかと感じています。だから、私は障害福祉のことを、 障害福祉のことだと捉えない方々をたくさん巻き込んで社会を変えていきたい。
  • 実現したいのは、ごちゃまぜの世界観地元いわきから、地域全体が自然に障害福祉に関わってしまうような、自然に障がいの有無を意識しなくなるような、 障がいのある当事者やご家族が生きやすくなる、あるいは、引け目を一切感じなくなる社会。 そんな社会を「ごちゃまぜの世界観」としてしっかりとカタチづくり、全国に発信・伝播していきたい。達成したいことは、 たった1人でできるものではありません。いろんな方々に頼って、協力してもらって、少しずつ地道に成し得ていくこと。 一朝一夕には実現できないことだからこそ挑戦し甲斐があると思っています。 これからも、私たちソーシャルデザインワークスを何卒、よろしくお願い申し上げます。
  • 代表理事|北山 剛 プロフィール 1979年福島県いわき市生まれ。東北大学工学部卒業、同大学院情報科学研究科修了。2005年12月、障害福祉事業を柱とする株式会社LITALICO(2017年3月、障害福祉事業会社では初となる東証一部に上場)の創業メンバーとして26歳で参画。約10年間にわたり、社会的課題をビジネススキームで解決していくソーシャルビジネスが成り立つことを実績で示す。2015年3月、同社から独立。地元福島県いわき市で障害福祉事業を起業。2017年1月、地域から後押しされる形で特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークス設立、代表理事に就任。「すべての仲間の幸せを追求すると共に、諦めのない社会を創る」というビジョンを掲げ、障害のある方や生きにくさを抱える方々に向けた自立訓練・就労支援サービス事業を軸に多様なごちゃまぜの世界観を地域の方々と共創し、全国の地方都市展開を目指している。
  • 「社会環境」への疑問
  • 分離教育時代の弊害を乗り越えるために
  • 実現したいのは、ごちゃまぜの世界観
  • 代表理事|北山 剛 プロフィール
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手話との出会いで意識しはじめた福祉

福祉という仕事を選択したくなかった過去があります。というのも、ボランティアで福祉に関わっている人を見た時に「やってあげる」精神を強く感じていたのと、それによってその人の出来ることまでを奪ってしまっていると感じていました。また、福祉の仕事に関わる人を献身的な方と思っていたので、自分には難しいとも感じていました。私が福祉という言葉を知ったのは小学生の時で、当時私は町の手話サークルに通っていました。視覚言語である「手話」はとても魅力的でした。それを話す聴こえない方も魅力的でした。そんな魅力的な言葉を話し、魅力的な同じ年齢のろう者の友だちは自分の夢を半ば諦めるような、諦めさせられているようなそんなことを高校卒業の頃に感じたのです。なぜ、聴こえないというだけで諦める必要があるのか、私には理解できないこともありましたが、それが本人の問題ではなく社会の側にあるとすぐに理解しました。でも社会の問題は「自分には手が出せない領域」だとも同時に感じたのです。

社会は自分たちで少しずつ変えていける

子どもの頃に感じた「社会の待遇の差」に手が出せなかった。それがずっと引っかかっていました。社会の待遇の差を感じたのは子どもの時だけではなくて、気にし始めたら同じように差は社会に沢山潜んでいました。今は「自分には手が出せない領域」ではなく、少しずつ変えていくことができる領域だと感じています。障害の有無や年齢、性別や国籍などが異っていてもみんながありのままで楽しむことができる機会「ごちゃまぜ」を創って、社会って元々こういうものだし、違いを感じても分け隔てる必要がないことを発信していきたいと思っています。一人一人の感じ方や考え方にアプローチしていくことで社会は少しずつ変わっていく。イベントを通して、記事を通して、人との会話を通じて少しずつ変わっていくと思います。これから地域のことや社会のことをいろんな人と一緒に考えていけたらと密かに妄想しています。

副代表理事|佐藤 有佳里 プロフィール

福島県双葉郡富岡町生まれ。小学生の時に手話やろう者と出会い、障害有無による社会での待遇の差に違和感を感じながら学齢期を過ごす。 専門学校で福祉と手話通訳について学び、卒業後は聴こえない方専門の接客窓口ソフトバンク渋谷手話カウンターで勤務。株式会社LITALICOで療育を経験し、現在のNPO法人ソーシャルデザインワークスでの就労移行支援や自立訓練の事業所運営に至る。障害、年齢、性別、国籍などで「諦める」ことのない社会、色んな人が居る「ごちゃまぜ」な社会でその人らしく生きられる地域の仕組み作りに取り組んでいる。その他にもエシカルでサスティナブルな社会の仕組みに関心が高く、個人的に活動中。

副代表メッセージ

  • 手話との出会いで意識しはじめた福祉福祉という仕事を選択したくなかった過去があります。というのも、ボランティアで福祉に関わっている人を見た時に「やってあげる」精神を強く感じていたのと、それによってその人の出来ることまでを奪ってしまっていると感じていました。また、福祉の仕事に関わる人を献身的な方と思っていたので、自分には難しいとも感じていました。私が福祉という言葉を知ったのは小学生の時で、当時私は町の手話サークルに通っていました。視覚言語である「手話」はとても魅力的でした。それを話す聴こえない方も魅力的でした。そんな魅力的な言葉を話し、魅力的な同じ年齢のろう者の友だちは自分の夢を半ば諦めるような、諦めさせられているようなそんなことを高校卒業の頃に感じたのです。なぜ、聴こえないというだけで諦める必要があるのか、私には理解できないこともありましたが、それが本人の問題ではなく社会の側にあるとすぐに理解しました。でも社会の問題は「自分には手が出せない領域」だとも同時に感じたのです。
  • 社会は自分たちで少しずつ変えていける子どもの頃に感じた「社会の待遇の差」に手が出せなかった。それがずっと引っかかっていました。社会の待遇の差を感じたのは子どもの時だけではなくて、気にし始めたら同じように差は社会に沢山潜んでいました。今は「自分には手が出せない領域」ではなく、少しずつ変えていくことができる領域だと感じています。障害の有無や年齢、性別や国籍などが異っていてもみんながありのままで楽しむことができる機会「ごちゃまぜ」を創って、社会って元々こういうものだし、違いを感じても分け隔てる必要がないことを発信していきたいと思っています。一人一人の感じ方や考え方にアプローチしていくことで社会は少しずつ変わっていく。イベントを通して、記事を通して、人との会話を通じて少しずつ変わっていくと思います。これから地域のことや社会のことをいろんな人と一緒に考えていけたらと密かに妄想しています。
  • 副代表理事|佐藤 有佳里 プロフィール福島県双葉郡富岡町生まれ。小学生の時に手話やろう者と出会い、障害有無による社会での待遇の差に違和感を感じながら学齢期を過ごす。 専門学校で福祉と手話通訳について学び、卒業後は聴こえない方専門の接客窓口ソフトバンク渋谷手話カウンターで勤務。株式会社LITALICOで療育を経験し、現在のNPO法人ソーシャルデザインワークスでの就労移行支援や自立訓練の事業所運営に至る。障害、年齢、性別、国籍などで「諦める」ことのない社会、色んな人が居る「ごちゃまぜ」な社会でその人らしく生きられる地域の仕組み作りに取り組んでいる。その他にもエシカルでサスティナブルな社会の仕組みに関心が高く、個人的に活動中。
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  • 手話との出会いで意識しはじめた福祉
  • 社会は自分たちで少しずつ変えていける
  • 副代表理事|佐藤 有佳里 プロフィール