つらい時こそ笑顔で!!

苦しい時でも、笑顔でいることを心かける
笑える余裕、ゆとりがないとより良い判断はできない

中途(異業種転職)
Kana Kitano

  • Profile.

    北野 佳奈 (きたの かな) 北野 佳奈

    SOCIALSQUARE 熊本店
    サービス管理責任者 / 看護師
    1980年生まれ。美容部員として5年、准看護師として9年勤務する。准看護師として勤務する傍ら、専門性を高めるため看護専門学校に進学し看護師の資格を取得。その後、NPO法人ソーシャルデザインワークスと出会い、理念に共感し2020年3月入職。

    Career Path.

    1. 久留米医師会看護専門学校 
      准看護科卒業
    2. 片岡産婦人科勤務
    3. 株式会社ドクターシーラボ勤務(美容部員)
    4. 西日本病院勤務
    5. 新日本製薬株式会社勤務(美容部員 店長職)
    6. 表参道吉田病院勤務
    7. 専門看護 麻生看護大学校 
      通信課程 看護科卒業
    8. ソーシャルデザインワークス入社(2020)
    9. 熊本店サービス管理責任者配属(2021)


  • Q&A.

    仕事内容を教えてください
    サービス管理責任者として働いており、メンバーさんがスクエアに行きたいと思えるような環境づくりを行っています。また、体調などの些細な変化にも気づくことができるように観察を行ったり、一人一人の目標に合わせた個別支援計画の作成、他職種との連携を行なっています。
    「障害」や「障害福祉」について考え始めたのはいつからですか?きっかけは何ですか?
    親戚に重度の統合失調症の方がいて、私が幼少の頃から関わる機会が多かったんですが、見た目は私たちと何も変わらないのに発言や行動にすごく違和感を感じたことがあって。その方は入退院を繰り返したり仕事も続かなかったりで、なんでだろうという疑問はずっとあったんです。私が20歳くらいで看護学校に入学するまではその認識が続いていました。看護学校の勉強を進めていくうちに、「障害とは」「障害福祉とは」というところを専門的に学び始めて、障害=身体だけではないことを学びました。そこでハッとして、もしかしたら親戚は精神障害だったのではないかと認識して、そこから障害と向き合い始めました。
    障害福祉の分野に足を踏み入れたのは、どんな思いからですか?
    明確な目的があったわけではないのですが、自分にできる何かを探したいと思って障害福祉に足を踏み入れました。最初のきっかけは、私が准看護師という仕事をしていて、そこからより専門性を高めるために看護師の勉強に進んだ時にSDWsの職員からこういった仕事があることを伺って、その時初めて障害福祉の仕事を知りました。そこから、障害がある親戚が少しでも生きやすい人生を送るのに何かサポートできたらいいな、私にできることがあれば些細なことでもいいからぜひさせていただきたいと思ったんです。 まだまだ生きにくさを感じている人が多分たくさんいるから、今私にできることってなんだろう、何かできないかなっていう思いと、人の笑顔が見たいという思いがありました。以前働いていた化粧品業界でも看護師も同じで、最終的には笑顔が見たいというところに行き着くんですよね。やっぱり人の笑顔っていいな、この分野でも人の笑顔を増やせたらいいな、と思っています。
  • Q&A.

    SDWsを選んだ理由を教えてください
    今まで仕事中心の生活を送ってきていて、自分自身のプライベートの時間をもつよりも仕事を優先にしてきたんです。でも子供と過ごす時間は限られているし、やっぱり今可愛いこの一瞬っていうのを見逃してはいけないな、と気づいて。そんな時にSDWsは本当に多様な働き方ができ、他の会社にはない福利厚生や独自の制度があるので、無理をせずに仕事と家庭のバランスをとりながら働ける会社だったのが一番大きかったかなと思います。あとは、「福祉」っぽくなくおしゃれな職場っていうのも魅力的でした。
    実際に就職してどうでしたか?
    以前に比べて家族と一緒に過ごす時間が増えました。そのお陰で家族で会話する機会が増え子供たちの悩みや不安に思っている事を相談してくれるようになり、自然と笑顔で過ごすことが増えました。他にも、学校行事などにも参加することができますし、新型コロナ感染症の影響で学校が急にお休みになったときに、柔軟に在宅勤務をさせていただいたので私も子供達も安心して自宅で過ごせました。 あとは、今まで福祉に携わったことのない私にこの仕事は続くのかな、という不安が和らぎました。やっぱり日々答えのない支援に悩むことが沢山あります。しかし、今まで生きてきた自身の経験が役に立ったり、他のクルーに相談できる環境があるので、すごく働きやすくて就職してよかったなと今は思っています。 
    支援をする上で大切にしていることは何ですか?
    メンバーさんと関わる際に、自分の常識や価値観を押し付けないことと、話を聞く姿勢というのを大事にしています。支援の中で、人ってそう簡単に変わらないんだなってことを実感しました。だからこそ強要はしないし、その人に合ったものさしで見ていけたらいいなと思っています。必ず同じ人もいないし、自分の常識と社会の常識が全く同じものかというとそれも違うし。だから、疾患がある・ないというのは取っ払って、みんな違ってみんないい。最初から型にはめないで、その人にとって最善のことってなんだろうなっていうふうに考えながら関わるようにしています。
  • Q&A.

    10年後の日本はどんな社会になっていて欲しいと考えていますか?
    以前に比べると障害福祉は認知されてきたと思います。しかし私はもっと多くの人に知ってほしいと願っています。だからこそ、これからSDWsがどんどん情報を発信し、型にはまらない多様な生き方、働き方ができていたらなと考えています。障害の有無は別にして、もっともっとみんなが働きやすくて過ごしやすい社会を目指したいです。 あとは、小さい頃から「障害者福祉とは」という部分も学んでいける社会になったらいいなと思います。最近自分の子供が熊本水俣病について学校で学んでいます。熊本水俣病に感染した人が大人になり身体障害が残って差別を受けた、公害や遺伝など様々な要因があって発病したのだから差別してはいけない。一方、子供の小学校の近くに精神科があり、奇声をあげるなど普段なかなか見慣れない行動を起こされる方が居ます。その時に子供から「変な人だ」「頭がおかしい」とかそういった言葉を聞いたことがあります。じゃあ水俣病の人のことをそう言うかっていったら言わないし、偏見もないんですよね。だからこそ幼少期から障害がある人に対する理解や道徳的な学びが勉強の一つとして入ってきたら、もっと世の中が受け入れやすくなり、みんなが生きやすくなるんじゃないかなと思っています。
1日の流れ